社労士の仕事、試験、学習法のアウトラインをチェック!

社労士試験の概要

いま、社労士が注目されています。この15年ほどで、リストラや早期退職制度などにより日本の雇用が急速に流動化したことや、また団塊世代の大量退職などによる退職金への問題への対応などから、社会保険労務士のニーズの拡大が始まりました。さらに最近では、ブラック企業対策としても、社会保険労務士が必要とされています。これから社労士を目指すみなさんには、資格取得後に明るい展望が開けていると言えるようです。

◆社労士試験の合格率

近年の合格率は、平成27年度2.6%、26年度9.3%、25年度5.4%、24年度7.0%という結果になっています。社会保険労務士の試験には、目安としての合格基準は一応設けられていますが、事実上は相対評価による競争試験です。その年の試験の難易度により救済措置が取られることもあり、突然最低ラインが低くなる年度もあります。このよう社労士の試験は合格基準に変動があるため、合格率だけを見ますと、平均は7%くらいを示すことになります。

◆試験日

毎年8月第4日曜日に全国の指定会場で行われます

◆試験科目

社会保険労務士試験では、以下の8つの法律科目と、関連する一般常識から出題されます。

(1)労働基準法及び労働安全衛生法
(2)労働者災害補償保険法
(3)雇用保険法
(4)労働保険の保険料の徴収等に関する法律
(5)健康保険法
(6)厚生年金保険法
(7)国民年金法
(8)労働管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識

◆出題形式と配点

◎出題形式/選択式と択一式の出題形式で、選択式は8科目から、択一式は7科目から出題されます。
◎/配点
「選択式試験」各問1点とし、1科目5点満点、合計40点満点。
「択一式試験」各問1点とし、1科目10点満点、合計70点満点。

※毎年、配点の方法自体は変わりがありません。ただしその年の試験の難易度によって受験生の正答率にも差が生じることから、毎年救済となる科目や点数は変化します。

ちなみに、平成20年度の合格基準は、次の2つの条件を満たした者を合格としています。
1. 選択式試験は、総得点25点以上かつ各科目3点以上である者
2. 択一式試験は、総得点48点以上かつ各科目4点以上である者

◆受験者層

以下は、平成20年度の受験者の属性の内訳です。
◎年齢別構成
20歳代以下(17%)、30歳代(43%)、40歳代(22%)、 50歳代(13%)、60歳代以上(4%)
◎職業別構成
会社員(49%)、無職(19%)、公務員(8%)、その他(22%)
◎男女別構成
男性(65%)、女性(35%)